交通事故被害に遭われた場合に請求できる慰謝料について、大きく三種類があります。ケガ・傷害の治療による精神的苦痛に対する慰謝料である「傷害慰謝料」、後遺症が残った精神的苦痛に対する慰謝料である「後遺障害慰謝料」、被害者が死亡した場合の精神的苦痛に対する慰謝料である「死亡慰謝料」です

慰謝料後遺症状とは、交通事故被害により受傷したことにより、治癒しないまま残ってしまった機能障害や神経症状等のことを指しています。この後遺症状には、ムチウチ、手足の痺れのような軽度とされるものから、手足が動かなくなってしまったという重度とされるものまで、幅広い症状について対象としています。後遺障害が残った場合、痛みや痺れが残ったり、美容上の問題、日常生活への悪影響が出てしまいますが、後遺障害慰謝料とは、こういった精神的損害について請求できる慰謝料となります。

死亡慰謝料とは、不幸にも被害者が死亡した場合に、その遺族に支払われる慰謝料になります。死亡慰謝料については、亡くなった被害者に対する慰謝料と、残された遺族に対する慰謝料に分かれています。その慰謝料額は、被害者の家庭内における立場によって相場が決まっていますが、加害者の過失の程度や遺族の悲しみ程度によっても異なってきます。